2011年(平成23年)皇居の空 |
謹賀新年
旧年中は多くの方々に公私にわたり大変お世話になりました。
心より御礼と感謝を申し上げます。
今年、特に大切にしたい言葉を感じるままに書いてみますと、まず、
「はじめに言葉ありき」
です。「ヨハネ福音書」冒頭からの引用ですが、「旧約聖書」の創造神話「はじめに(光りあれという)言葉ありき」が由来だという主張もあります。私は、ここでは読んで字の如く感覚的に捉えていきたいです。というのも、
「一番さきが怒ること、あなた方のもっとも得意とするところだ。
第二は悲観すること。これも頼まれなくても、しょっちゅうやっている。
第三はやたらと理由なく恐れること。
第四は憎むこと。みんなお得意とすることばかりだろう。
第五は恨むこと…。
こちらは、宇野千代さん著「中村天風述『中村天風の生きる手本』」からの引用ですが、「怒り」が起点にあると何でも誤った結果を招きそうな気がします。明るく朗らかに生きたいですね。
「世界で最初の音は神様の息でしょう?」。
と語ったのは、ポルトガルのピアニストMaria Joao Pires です。NHK「スーパーピアノレッスン」で生徒に向かって、彼女が考える「音楽の本質」を説明するのに使った言葉ですが、「はじめに言葉ありき」と響きあうような表現です。僕は「音楽の大きな潮流」を形容しているな…とも感じます。全て音楽は「息」に集約される?
「音楽って空気なんだよ」。
これは武満徹さん。先の「息」に通じますね。
僭越ながら今の私自身は「音楽は空気の振動です」と、訊かれれば答えるようにしています。空気は形がありません。ですから実体のない「魂」を揺さぶることができ人々に感動をもたらすのだろうと思います。
スピリチュアルな話しが多くなりました。笑
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2011年(平成23年)新年を迎えて
Hidekiyo.F.Metastasio
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元旦は近所の神社へ初詣。2日目は皇居一般参賀。毎年大勢の人が並びます。待ち時間、空を見上げたら澄んだ綺麗な青色で思わず撮影。その後、和田倉噴水公園レストランでレーズン入りライ麦パンのパストラミサンドを食べる。これがとても美味!オススメです。このレストランはKレコード敏腕プロデューサーM氏が素敵な披露宴をされたな。あの鐘の音!名演だったな。3日は恵比寿に住む伯父伯母宅へ年始の挨拶。87歳の伯父は「重要無形文化財保持者」(いわゆる「人間国宝」)になってもおかしくないほど、ある分野の伝統技能保持者なのですが、諸事情あり推薦?認定?されにくい状況だそうです。誠心誠意仕事に打ち込んできた尊敬する伯父と談笑。伯母が作った御節料理の「煮しめ豆腐」。毎年本当に旨い。
年末年始の音楽、コンサート等はリアル、ヴァーチャル含めて適宜書いていきます。
旧Blog Classical Music Cafe からこちらに引越してのスタートです。
引越し先に不慣れですのでゆっくりカスタマイズしていきます。ご了承ください。
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